涼風清談
むかわ町は、平成18年に「鵡川町」と「穂別町」が合併し誕生しました。道央圏の南方、胆振総合振興局管内の東端に位置し、南部は太平洋に面し、北部の三方は日高山脈系の山々に囲まれ、その山々に源を発する長さ135㎞の清流、一級河川「鵡川」が南北に縦走し、森林(もり)・川・海、そして平地と多彩な自然環境に恵まれています。
当町の人口は令和6年5月末現在7,344人、4,106世帯。このうち国民健康保険加入者は1,958人で人口に対する加入率は26.66%、加入世帯は1,217世帯で、全世帯の29.64%となっています。他の自治体と同様に高齢化が進み、医療の高度化や被保険者数の減少等による1人当たりの医療費の増加が懸念されています。
現状として、保健事業により予防可能な重篤な疾患である「心疾患」、「脳血管疾患」、「腎不全」はいずれも死因別死亡者数の上位に位置しており、また、重症化した生活習慣病に至った人は、「高血圧症」、「糖尿病」、「脂質異常症」といった基礎疾患を保有していることが多く、生活習慣病対策が重要であるといえます。
こうした背景を踏まえ、被保険者の健康課題を的確に捉え、課題に応じた保健事業を実施することにより、健康の保持増進、生活の質(QOL)の維持及び向上を図り、結果として医療費の適正化にも資することを目的に、新たに第3期データヘルス計画及び第4期特定健康診査等実施計画を策定したところです。
計画に掲げる目的・目標の達成にむけて、特定健診や特定保健指導等の継続実施のほか、メタボ該当及びメタボ予備群者の減少につなげるための若年者健診の実施や健康づくりへの行動変容を促すきっかけとする健康むかわチャレンジ事業等の取組を展開し、健康増進・健康寿命の延伸に努めてまいります。
町では現在、平成30年の震災からの復興・創生にあたり、穂別、鵡川両地区の「まちなか再生プロジェクト」として、復興拠点施設等整備事業を進めております。

まず、穂別地区の「復興拠点施設等整備事業Ⅰ(いち)」では、復興のシンボルでもあります、ハドロサウルス科恐竜の全身骨格化石、カムイサウルス・ジャポニクス、通称「むかわ竜」の魅力を最大限に活かすための新博物館の建設をはじめ、多くの人々が集い、新たな交流を生み出し、世代を超えて未来へとつなげていくことができる温浴カフェ、まちなか交流拠点施設の整備を進め、むかわ町全体の復興創生・地域活性化、持続可能なまちづくりを促してまいります。
また、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震による大規模被災を想定し、発災後、迅速かつ着実に復興できるよう、復興の基本方針及び復旧・復興に係る体制など、復興に向けたまちづくりに関することを平時から町民・事業者・行政で共有するための計画として、道内自治体では初となる「事前復興計画」の策定にも着手しております。
引き続く、少子高齢化、人口減少など厳しい状況におきましても、「人と自然が輝く清流と健康のまち」を当町のまちづくりの普遍の理念とし、まちの将来像「人とつながる、笑顔でつながる、未来につながるまち むかわ」の実現を目指し、時代の変化に的確に対応できる持続可能なまちづくりに向けて、各種事業・施策の充実を図ってまいります。
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