会の動き
特定健診受診率向上支援等共同事業に係るナッジ理論講演会
(12月4日開催)
なぜあの人は行動しない?―ナッジで受診促進―
特定健診受診率向上支援等共同事業に係るナッジ理論講演会が12月4日に、国保会館で開かれ、道内市町村の特定健診担当者など27名が参加した。
講師は青森大学客員教授の竹林正樹氏。行動経済学を用いた研究を行い、ナッジで受診促進を紹介したTED(テッド)トークがYouTubeで80万回以上再生されているほか、TV等でも活躍されている。
第1部は最新のナッジ理論知見について
の講演で、人の行動変容を促すきっかけとして阻害要因バイアス(バイアス=先入観や偏見)を抑制し、促進要因バイアスを味方にするために、ナッジを効果的に活用することが重要であるとの講演内容のほか、実例を交えた効果的なナッジの活用方法を講演いただいた。
第2部は株式会社キャンサースキャン社長の
福吉潤氏と「明日から使えるナッジ理論について」をテーマにパネルディスカッションが行われた。
受診対象者のバイアスを理解したうえで、効果的な受診促進を進めるにはどうしたらよいかなどの質疑が上がり、受講者からの質疑に回答する形でディスカッションが進んだ。
会の冒頭で竹林氏から、「講演中は笑顔で頷きながら聞いてほしい」と話があり、プライミング効果(最初に受けた刺激がその後の判断に影響する)といったナッジの効果を実際に体験しながら講演が進み、終始和やかな雰囲気での講演会となった。
受講者からは、「業務での具体的な活用場面がイメージしやすかった」「バイアスをどう捉えるかによってナッジが活きると思った」などの感想が上がり、次回についても更に踏み込んだ内容を希望する声もあった。
同講演会は、10月の北見会場から始まり、12月の帯広会場まで計3会場で開催された。

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