ここからサイト内共通メニュー

ここから本文です。

市町村保健活動の実践者

 平取町は、北海道の南西部、日高地方の西端に位置する、人口約4,400人の小さな町です。日本一の広さと美しさを誇るすずらん群生地や、国立公園に指定された幌尻岳など、豊かな自然が魅力です。アイヌ文化が色濃く残る町でもあり、近年では、人気漫画『ゴールデンカムイ』の実写版の撮影地として平取町を知る方もいるのではないでしょうか。また、平取町では農業も盛んで、平取和牛やトマトが特産品として有名です。中でも、私は平取町のトマトが大好きで、旨味がぎゅっとつまっており、酸味と甘みのバランスが絶妙な一度食べたら忘れられない味です。
 大学に入学するまでは保健師という職業についてよく知らず、進学した大学に保健師コースがあったことが保健師を知るきっかけでした。幅広い年齢の方と関わり、予防という視点から人々の健康を支える保健師の仕事に面白さを感じ興味を持ちました。その後、大学4年生の実習で平取町と人口がほとんど変わらない町で実習する機会をいただき、住民の方々と顔の見える関係性を築きながら、地域に根差した保健活動を行うことに魅力を感じ、小規模自治体への就職を決意しました。
 就職して1年目の年に、先輩保健師の方々のご指導のもと、健康増進計画の策定に関わらせていただく貴重な機会をいただきました。データ集めや分析など戸惑うことも多かったですが、担当業務に関する健康課題を深く理解することができました。また、様々な事業同士が関わり合って、一つの目標に向かって取り組んでいることを実感し、計画策定の重要性を学びました。この経験を通じて、より目的意識を持って業務に取り組めるようになったと感じています。
 就職してからもうすぐ2年になりますが、知識や実力不足を痛感する日々で、自分は保健師に向いていないのではないかと思うことも多々あります。しかし、やりがいも多く、健康教育で学校に赴いた際に出会ったお子さんに顔を覚えてもらえて、笑顔で声をかけてもらえた時や、町民の方にお礼を言ってもらえると悩んでいたことが吹き飛ぶくらい嬉しい気持ちになります。まだ経験年数は浅いですが、昨年度赤ちゃん訪問させていただいたご家庭のお子様が歩けるようになっていたりと、お子様の成長を一緒に感じられることもやりがいの一つです。
 保健師という仕事は色んな人の人生や価値観に触れられる素敵な職業だと思います。町民の方との関わりを通じて保健師としてだけでなく、一人の人間として学ぶことも多く、人として成長させていただいていると感じます。何か困ったことがあった時に、あの人に相談してみようかなと顔が浮かぶ、地域住民の方々に信頼される保健師を目指したいと考えています。これからも、縁もゆかりもない私を温かく迎え入れてくださった町民の方々の生活が少しでも健康で楽しいものになるよう、保健師活動を頑張っていきます。

お問い合わせ

総務部事業振興課

本文ここまで

ここからフッターメニュー

ページの先頭へ戻る