レオおばさんはレオナルド233
春は腰痛が増える⁈
「春の腰痛」予防改善
福岡永告子 FUKUOKA Etsuko(文) 上田莉緒 UEDA Rio(モデル)
寒暖差がまねく「春腰痛(はるようつう)」
春は1年のうちで最も寒暖差が大きい季節です。
春に気をつけたい病気に腰痛があるといいます。
春は一日の気温の変化が激しく、朝晩で10度近い気温差がある日も珍しくありません。
また温かくなってきたと思ったら寒の戻りもあり、日ごとの寒暖差も大きい時期です。
この寒暖差に体が対応できず、血流が悪くなったり、筋肉が硬くなったりをくり返すことで、腰痛のリスクが高まってしまいます。この春特有の寒暖差で起こる腰痛は「春腰痛」といわれています。
暖かくなって体が緩(ゆる)むことも腰痛の原因に
腹斜筋(ふくしゃきん)が硬いと腰痛の原因に
腰痛予防や改善に腹筋トレーニングを行うことはもちろん効果的ですが、縮んで硬くなった腹部の筋肉を伸ばすことも大切です。今回は腹斜筋を伸ばす体操を御紹介します。この腹斜筋は両脇腹部分にある筋肉で、肋骨の下半分から骨盤にかけて広くついています。
この筋肉が硬くなってしまうと、骨盤を正しい位置に保つことができず、慢性的な腰痛を引き起こす原因となります。今回ご紹介する腹斜筋を伸ばす体操(体操❶、❷、❸)は仰向けになって簡単にできます。
春腰痛にならないために
血流がよくなる運動が腰痛対策に有効です。強い運動をしすぎると、逆に筋肉が疲れて腰痛を悪化させます。ストレッチやウォーキングなどの軽い運動がお勧めです。また、普段から体を温めるよう、心がけることも大切です。お風呂は、シャワーだけで済ませず、湯船に浸かりましょう。
湯船に浸かれば、体を温められ、血流が良くなります。また、リラックス効果も得られ、血流悪化の改善、ストレス軽減につながり「春腰痛」の防止に役立ちます。余裕があれば湯船の中で軽く体を揺らしたり、膝を胸のほうにひきつけたりする体操(体操❹)を試してみてください。腰回りがほぐれて楽になります。
動画では簡単な腹筋もご紹介しています。余裕がある時は筋トレにもチャレンジしてみましょう!
春の腰痛予防改善


今月のフィットネストーク
「入浴体操」→「水中運動」+「温泉入浴」
「春腰痛」の予防でお風呂の効果をご紹介しました。北海道大学名誉教授であり温泉博士、医師でもある阿岸祐幸先生の監修で、入浴体操の普及に努めた時期がありました。今でも私自身は、膝の調子が悪い日はお風呂の中で膝の曲げ伸ばしをして、仕上げに浴槽の中で正座をして膝の調子を確認しています。座りっぱなしでパソコンに向かった日は腰のゴワゴワ感をとるために、腰の入浴体操をしています。1日の終わりの短い時間、しかもリラックスしながらできるので、本当に入浴体操おススメです。入浴体操を実践する場所は、お風呂で、しかもお湯が張った状態でないと臨場感がわかないので、普及活動時は、準備に大変でした。温泉の浴場を貸し切ったり、清掃前の銭湯の浴槽を借りたりしながら、水着で体操をご紹介しました。阿岸先生が北海道大学医学部附属病院登別分院長だった縁で、登別温泉の大き
なホテルで入浴体操を日本放送協会の番組の中でPRしたことがあります。今にしてみればずいぶんと勇気のある仕事(水着‼)を引き受けたものだと感心します。2010年のことでした。三笠市では水中運動をした後、温泉入浴するという教室を「介護予防」「生活習慣病予防」ともに実施しています。プールは運動浴専門のため、水温は32度の温かさです。入浴体操ではありませんが、運動と入浴が組み込んだ、体にやさしいプログラムです。北海道の自然財産である‶温泉″を活用した健康づくりが、普及されていくことを願います。
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