北海道の国保 令和7年(2025年)10月号
就活秋の陣
小樽商科大学 商学部企業法学科教授 片桐由喜
大学生の就職状況がここ数年、いわゆる売り手市場である。団塊の世代がほぼ雇用市場から退出し、それを補うだけの若者が供給されていないということなのであろう。そのため、企業のみならず、公務関係の諸団体も学生たちの獲得のために並々ならぬ努力をしている。就職氷河期世代からすれば、あの時代はなんだったのか、そして、今、なぜこうなのかとの忸怩たる思いに違いない。
過日、本学で緑丘企業等セミナーなるイベントが2日間にわたり開催された(企業「等」というのは、役所を含む公的団体も参加するため)。参加した学生157名に対し、企業等は180社と、すでに売り手市場である。仕組みは企業等が30秒以内で自己アピールをした後、企業等ごとのブースを設置した体育館に移動し、そこに企業等の自己アピールを聞いて関心を持った学生たちが訪れるというものである。
驚くことに学生157名のうち、半数以上の79名が1年生(24名)と2年生(55名)であった。大学へ入学してまだ半年、ついこの間まで高校生だった学生たちがリクルートスーツを着て、かしこまって座っている。これを見て、今どきの若者は将来を見据えてしっかりしていると頼もしく考えるか、あるいは、大学の卒業証書が就職のためのパスポートと化したかと嘆くか。これは大学という存在を各自がどのように自分の中で位置づけているかにより判断が異なる。
もっとも、大学生が早いうちからこのような就活をするのは、そうさせる雰囲気がこの世の中に漂っているからでもある。就活支援をビジネスにする企業もあり、多くの情報がネット上にあふれ、学生になにか就活をせねばと焦らせる。ちなみに緑丘企業等セミナーも本学ではなく、業者が企画、手配したものである。
早期の就活が学業を阻害するとして(本音は青田買い防止のため)、かつては経団連が就職協定を定めていた。現在、これは廃止され、代わって、政府が企業に向けて「就職・採用活動に関する要請」を発出している。当然、本学で行われる上記セミナーもこれを逸脱はしていないが、企業等がこの要請に従っているかは定かではない。
手前味噌ではあるが、本学は就職率が高く、かつ、名の知れた企業へ多くの学生を送り出している。それに甘んじて、少なくとも3年生の秋頃までは学業、部活・サークル、旅行、あるいは、(あまり期待できないが)読書などの大学生らしいことに時間を使ってほしいと思うけれども、そうは絶対ならない。学生もまた好条件の企業等の競争率は高いことを十分に知っていて、その競争を勝ち抜くためには希望する企業の情報を入手し、効果的な就活をするために早め早めの行動に出ざるを得ないのである。
昨今、大学界では「教育の質向上」なるものが叫ばれている。大学が大衆化した今、難しことを難しくしか言わない授業は認められない(実際はないわけではないが)。学生をちゃんと教育して世に出せよと上から言われる。けれども、大学生活の最終目的が希望する企業からの内定獲得である学生たちにとっては、しばしば授業の質より単位を取得しやすいかどうかが重要な関心事である。これは教員にとっても都合がいいこともある。「教育の質向上」は容易ではない。

妊娠期から学童期までを追う母子健康調査
岩見沢市と北海道大学、森永乳業(株)は2017年度から、妊娠期から乳幼児期、さらに学童期までを対象とした大規模な「母子健康調査」を開始した。これは、妊娠届出時に母子手帳交付と同時に参加を募り、妊娠期、出産、1か月児健診、4〜5か月児健診、8~9か月児健診、1歳6か月児健診、3歳児健診といった複数のタイミングで、便・母乳・血液・食生活調査(BDHQ)などのデータを収集・分析する長期コホート研究である。
一方、北海道大学COI事業では「『食と健康の達人』拠点」を掲げ、妊婦から高齢者まで幅広い層を対象に、科学的根拠に基づく健康づくりを進めてきた。特に日本では、先進国の中でも低出生体重児(2500g未満)の割合が約10%と高いことが大きな課題とされており、岩見沢市はこの課題に真正面から取り組む先進事例となった。
対象者への説明と募集、同意までを岩見沢市、測定・回収を岩見沢市と岩見沢市立総合病院・岩見沢レディースクリニックなどの医療機関、処理・分析を北海道大学と森永乳業および検査機関が行っている。このように分担しながら、関係者で定期的にウェブ会議を行うなど、密な連携のもと調査が進められている。回収された便や母乳は冷凍保存され、個人情報に配慮した上で同一人物の経年変化を追い、将来的な再解析にも耐え得るよう十分な量が確保されている。

(図:岩見沢市提供)
現場から見た母子健康調査の意義と工夫
岩見沢市では、参加者の募集時に妊婦への説明やフォローを丁寧に行い、採取の心理的ハードルを下げる工夫を重ねてきた。特に、便採取については、通常の健康診断等と比べても必要な採取量が多いことや、回収先に持参しなければならないなど、参加者の負担になる面も多い。当初「嫌がられるのでは」という懸念があったが、ツールの改良や説明の工夫によって徐々に参加者が増え、現在は約210名が継続的に協力している。さらに近年では、母子手帳交付時に動画で調査内容を説明する方式を導入し、理解度と参加率を高めている。
調査に参加することによる報酬はないが、出産後の健診時には企業協力による育児関連物品の提供や、市の健康ポイント制度を通じた還元を行っている。
また、参加者には便中のビフィズス菌割合や母乳の成分、食生活アンケートの分析結果を個別に返却する。これにより、自身や子どもの健康状態を知る機会が生まれ、食生活改善や健康意識の向上に直結している。保健事業としても大きな成果があり、調査参加者の低出生体重児割合は市全体平均より約3%低い傾向が見られる。また、2023年に実施されたアンケート(回答120名)では、約9割の参加者が事業に「満足」「どちらかといえば満足」と回答しており、参加動機として「自分の子の健康のため」以上に「未来の母子のために役立ちたい」という声も多かった。
2017年から調査が開始し、当時胎児だった子どもが2025年現在は学齢期となっており、さらに数十年にわたり、成長した際の健康状態や疾病に対するさらなる調査が進展することが期待されている。

(アンケート結果:岩見沢市提供)
保健師の現場から ─ 参加を支える丁寧な関わり
母子健康調査の現場を支えてきたのは、岩見沢市の保健師たちの地道な努力である。初期から調査に携わってきたこども家庭センター統括支援員で保健師の福多範子氏は、便サンプル提出への心理的ハードルをいかに下げるかが大きな課題だったと振り返る。匂いや採取方法に対する抵抗感を少しでも減らそうと、採取スコップの形状を工夫したり、採取手順を丁寧に説明したりといった小さな改善を重ねることで、協力者が徐々に増えていったと言う。「最初は正直、便なんて出してくれるのだろうかという不安がありました。でも、一人ひとりに丁寧に説明していくことで、理解して参加してくださる方が増えたんです」と語る。
同センター相談・支援担当主査の佐武学美氏は、調査を通じて一人ひとりの母子とじっくり関わることで、地域全体に波及していく手応えを感じているという。「参加してくださる方が増えると、その周囲にも健康への意識が自然と広がっていくのを感じます。保健師同士も連携して、“仲間づくり”をしながら進めてきました」と話す。調査の継続には、保健師間の連携と地域との信頼関係が欠かせないという。
同じく相談・支援担当の村上友里綾氏は、妊婦や母親への最初の説明を担い、動画や面談を組み合わせて丁寧に案内している。「つわりが重い方など、初回で説明できない場合も多いので、妊娠25週頃に改めて面談を設定するなど、柔軟に対応しています」と、若手保健師も現場の工夫を積み重ねている。



そして、この事業の開始当初は健康づくり推進課長として関わり、健康福祉部長、役職定年を経て参事として携わる永井亘氏は、現在北海道大学COI-NEXTプロジェクトリーダー補佐を務める。保健師の視点も踏まえながら、研究と現場の橋渡し役としてプロジェクト全体を牽引してきた。長期的な視野で住民と研究者・企業をつなぎ、「現場の力を生かした産学官連携」の重要性を語る。「どんなに立派な研究でも、現場で動く保健師の力がなければ根付かない。逆に、現場の努力が研究や政策につながっていけば、大きな力になります」と強調する。


地域と大学・企業の協働によるライフコース研究
現在、北海道大学COI-NEXTプロジェクトリーダーを務めるのは、北海道大学大学院医学研究院社会医学分野公衆衛生学教室の玉腰暁子教授。岩見沢市との取り組みを「単なる一自治体との共同研究ではなく、地域と大学・企業が一体となって将来のまちの姿を描き、長期的な視点で健康づくりを進める実践」と位置付けている。
この母子健康調査は介入を伴わない観察研究であり、参加者は地域で自然に生活しながらデータを提供する。研究の目的は、妊娠期から乳幼児期にかけての生活、腸内環境、栄養状態が、将来の健康にどのような影響を及ぼすのかを明らかにすることと話す。
同様の母子健康調査としては、環境省によって行われている大規模調査である「エコチル調査」があるが、便の収集は行われておらず、岩見沢市の調査は腸内環境研究ができるという点で有用性、独自性が高いと評価する。今後は、さらにこの調査が周知されることで協力者が増えることや、紙ベースで蓄積されてきた健診記録や保健師の経験知をデジタル化し、他の医療データ(KDB・NDBなど)と連結することで、さらに多角的な分析が可能になると期待を語る。
また、現在進められている北海道大学COI-NEXTについては、「こころとカラダのライフデザイン共創拠点」として、岩見沢市の母子健康調査のほかにも高齢者の口腔機能(オーラルフレイル)調査や若者のライフデザイン調査など幅を広げ、ライフコース全体にまたがる研究にも拡大している。現時点では岩見沢モデルを他自治体にそのまま移す予定はないが、例えば小児肥満など、特定の疾患をテーマとした共同研究の可能性は検討されているという。
健康調査が子どもの腸内環境の研究成果に
この母子健康調査における研究成果として、岩見沢市、北海道大学、森永乳業により、2025年7月に「離乳期のαディフェンシンがビフィズス菌の定着を促す〜乳幼児の腸内環境と将来の健康をつなぐ自然免疫の働きを初めて解明〜」が発表された。この研究の中核を担うのは、北海道大学大学院先端生命科学研究院の中村公則教授。かねてから研究していた腸内細菌叢とαディフェンシン(抗菌ペプチド)の関係について、岩見沢市の母子健康調査で得られた検体を活用して分析し、今回の成果が得られた。
この調査の科学的背景には、世界的に知られてきている「DOHaD(Developmental Origins of Health and Disease)仮説」がある。これは、胎児期や乳幼児期の栄養・生活環境が、将来の健康や疾患リスクに大きな影響を与えるという考え方。妊娠期に栄養不足の環境で育った子どもは「倹約型」の代謝体質となり、出生後に栄養が豊富な環境にさらされると肥満や生活習慣病のリスクが高まるといわれていた。
中村氏は、このDOHaD仮説に「母子の腸内細菌叢とαディフェンシン」という新たな視点を加えている。赤ちゃんは出生時は無菌であるが、産道を通って母親の細菌を受け取り、授乳や家庭環境を通じて腸内細菌叢を形成する。3歳ころまでに成人と同様の腸内細菌構成となる。この腸内環境の形成に深く関わるのが、αディフェンシンである。αディフェンシンは腸のパネト細胞から分泌される抗菌物質で、病原菌は殺す一方でビフィズス菌や乳酸菌など有用菌は温存するという、きわめて選択的な働きをもつ。言い換えれば、αディフェンシンは善玉菌が住みやすい“腸内のインフラ”(腸内環境の基盤)を整える役割を果たしている。母親の腸内環境が子どもの腸内環境に影響を与え、将来の健康状態につながるという連鎖のメカニズムを明らかにしようと研究を進めている。

(図:中村教授提供)
岩見沢市の子ども33名を対象にした調査では、出生児から3歳までの腸内環境に注目して分析を進めた。その結果、1歳前後の離乳期に腸内のビフィズス菌が多い子どもほど、3歳時点でビフィズス菌が豊富で腸内環境が良好であり、離乳期の腸管へのビフィズス菌の定着に、αディフェンシンが寄与することが明らかになった。長期にわたる腸内細菌叢形成の基盤づくりにおいて、離乳期の重要性を実証した画期的な成果として、国際学会誌Communications Medicineにもオンライン掲載された。10年にわたる岩見沢市の保健師の努力や母子の協力による便の収集が、目に見える一定の成果につながった。

(図:中村教授提供)
この結果をもとに、離乳期の食事などを通した介入によって将来の生活習慣病リスクを低減できる可能性が示唆され、期待が寄せられている。なお、マウス実験では、母親が高脂肪食を摂取すると腸内細菌叢が悪化し、その子どももαディフェンシン量や腸内多様性が低下するという結果が得られている。岩見沢市の調査を通して、これらの結果が裏付けられれば、将来の疾患リスク低減にさらなるアプローチができると中村氏は意欲を燃やしている。
中村氏は、岩見沢市内の小学校で腸内の健康づくりの啓発活動を行い、顕微鏡観察や実験体験を提供するなど、地域での科学教育にも力を入れており、住民理解を深めることが研究基盤を支えていると語った。
政策的インパクトと今後の展望
岩見沢市の永井氏は、この母子健康調査を、将来的な医療費・介護費の抑制につなげる戦略的取り組みと位置づける。特定健診や介護予防は「壮年期からの予防」であるのに対し、妊娠期・乳幼児期からの健康づくりは「生まれた時からの予防」によって健康寿命を延ばし、医療・介護費の上昇カーブを緩やかにすることができると考えている。本会との連携により、母子保健データとKDB・NDBとの連結分析も構想されており、データ基盤整備が今後の重要な課題となる。
2025年7月には、母子健康調査で長年協力関係を結んできた森永乳業と「健康増進に関する包括連携協定」を締結し、「プレママから高齢者の食と健康づくり」「食育支援」「災害時に利用できる栄養食品の提供に関すること」など、食と健康に関して幅広く協力を得ることが確認された。
病院との連携体制やデータ整備が鍵となるが、貴重な生体データを基盤とするこの取り組みは、地域発の予防医療モデルとして国内外から注目を集めている。さらに、現場の保健師によるきめ細やかな支援、大学・企業との連携によって、地域に根づいた健康づくりの新しいモデルが形づくられている。
ー 北の恵み ふるさと健康料理62 ー
恵庭市の特産 えびすかぼちゃ
甘くてホクホク、えびすかぼちゃで秋を感じる食卓を
恵庭市は、札幌市と新千歳空港のほぼ中間に位置する、充実した都市機能と美しい田園環境、豊かな自然環境を有する道央のまちです。道内有数の花苗の生産地であり、恵み野地区を中心にガーデニングが盛んで、「花のまち」としても全国的に知られています。隣接する北広島市との境界に位置する島松沢地区は、道内初の水稲栽培成功の地であり、道内屈指の米どころとして市場や消費者から高く評価され、現在ではかぼちゃや小麦などの畑作物、酪農、畜産など多様な農業を展開しています。
えびすかぼちゃは、昭和39年に恵庭市が道内で初めて栽培を開始し、市を代表する特産品となっています。鮮やかな黄色の果肉と、高い糖度、蒸したときのホクホク感が特徴で、スープ、天ぷら、コロッケなどに適しています。蒸してそのまま食べるのもおすすめです。
β-カロテンが豊富に含まれ、体の中でビタミンAに変化し、皮膚や粘膜を健康に保ち、免疫力を強化してくれるため、インフルエンザなど感染症が流行するこれからの季節に積極的に摂りたい栄養素です。油を使って調理したり、牛乳・乳製品や肉類と一緒に食べると吸収率がアップします。
今回はえびすかぼちゃのおいしさを存分に味わえる「えびすかぼちゃと鶏のラタトゥイユ風」、「かぼちゃ牛乳味噌汁」をご紹介します。どちらも簡単ですので、ぜひお試しください。
えびすかぼちゃと鶏のラタトゥイユ風
| ◆材料(2人分) 鶏もも肉(皮なし) えびすかぼちゃ ミニトマト ズッキーニ 黄パプリカ トマトケチャップ オリーブオイル すりおろしニンニク 塩、こしょう |
1/2枚(160g) 160g 5個(100g) 1/2本(60g) 1/3個(60g) 小さじ4 小さじ1 小さじ1 少々 |

◆栄養成分(1人分)
エネルギー226kcal、たんぱく質18.1g、脂質8.4g、炭水化物25.3g、食物繊維4.4g、食塩相当量0.5g
① かぼちゃと黄パプリカは大きめの一口大、ズッキーニは輪切りに、ミニトマトは半分に、鶏もも肉は一口大に切る。
② 野菜、鶏もも肉、すべての調味料を耐熱容器に入れ、軽く和えたらラップをし、電子レンジで600W、6~10分ほど加熱する。鶏肉に火が通ったら完成。
かぼちゃ牛乳味噌汁

| ◆材料(2人分) えびすかぼちゃ ニンジン マイタケ 和風顆粒だし 水 牛乳 味噌 すりごま 小ネギの小口切り |
80g 1/3本(50g) 1/2パック(50g) 小さじ1/2(2g) 160ml 160ml 小さじ2 小さじ1 適量 |
◆栄養成分(1人分)
エネルギー119kcal、たんぱく質4.7g、脂質4.4g、炭水化物13.4g、食物繊維3.5g、食塩相当量1.3g
② 鍋に水、和風顆粒だし、かぼちゃ、ニンジン、マイタケを入れふたをして火にかける。
③ 野菜に火が通ったら牛乳を加え、沸騰する直前に火を止める。味噌を溶き入れ、すりごまを混ぜる。(すりごまの量はお好みで)
④ お椀に盛り付け、小ネギを散らす。


ー レオおばさんはレオナルド238 ー
3つの基本運動 有酸素運動・筋力トレーニング・ストレッチ
自重トレーニング
福岡永告子 FUKUOKA Etsuko(文) 伊藤優香 ITO Yuka(モデル)
有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせて効果up
運動には様々な種類がありますが、その中でも健康増進に必要な基本運動は「有酸素運動」「筋力トレーニング」「ストレッチ」の3つになります。
有酸素運動とは酸素を使いながら軽度から中程度の負荷を継続的にかける運動のことで、ウォーキングやジョギング、サイクリングやエアロビクス、ダンスなど手軽にできる簡単な運動が多く、初心者でも取り入れやすいのが特徴です。
筋力トレーニング(筋トレ)は、筋力に負荷をかける運動のことで、道具を使って負荷をかける「ウエイトトレーニング」と、自分の体重を使って負荷をかける「自重トレーニング」に分類されます。
有酸素運動は脂肪燃焼効果も高いので「痩せたいから有酸素運動をがんばりたい!」という方は多いと思いますが、有酸素運動を長く行うためには筋力も必要です。ダイエット目的の場合は筋トレを先に行い、有酸素運動はその後に行うと効率よく脂肪を燃やすことができます。
自重トレーニングのメリット
今回は「簡単筋トレ」、「頑張る筋トレ」強度の違う2種類の筋トレをご紹介します。自分の体力、その日の体調に合わせて選んでください。
自重トレーニングをさらに効果アップ
・回数を多く行う 目標:8~10回×2セット・インターバルは短く
この休息時間がより強い筋肉をつくることにつながります。
・有酸素運動とストレッチを組み合わせましょう

自重トレーニング 簡単筋トレ・頑張る筋トレ





①簡単筋トレ https://youtu.be/3rlPxBRZj5Y
②頑張る筋トレ https://youtu.be/_-9t2u4Fwjk


これまでの動画
https://k2-wellness.net/
メンバーページパスワード「Leo1989119」

今月のフィットネストーク
神社のお祓いで心を整える
私達の仕事は接客業の要素も多く、"一対集団"や"一対一"の人間関係がうまれます。その中で起こる「行き違い」による対人トラブルが続き、私を含めスタッフの心身の疲弊がマックスになったため気分一新、エネルギー回復を目的に神社のお祓いを予約して行ってきました。
神聖な場所に入るために手水舎で手を洗ったのですが、もうその時点で何か心身が清められたような感覚に陥りました。神殿は空気が清浄で、厳かで、おかしがたい雰囲気でした。
宮司さんが「大麻(おおぬき)」をバサッバサッと振ってお祓いしている間、頭を下げ、自分の中のわだかまりやエゴを見つめました。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざが心に響き、上手くいっている時こそ謙虚な気持ちでいなければと思いました。
スタッフも良くない運気が遠のいたような気がすると言って、晴れやかな顔になっていました。
日本人の精神文化には、節目や転機に「清める」という行為が深く根付いているようです。私達もこれを一つの区切りとして悪いエネルギー(自分の中にある)を断ち切り、新たな気持ちで向かわなければと決意を新たにしました。
絵馬をいただき、願い(祈り)を書き、奉納しました。そばにいた女の子に油性ペンを貸してあげました。「推しのアーティストのライブチケットが当たりますように!」と。彼女のハッピーオーラにこちらまでハッピーになりました。
ー 治療中の被保険者への保健指導事業(データ受領事業)について ー
北海道の特定健診受診率
道では、国保に加入されている方のうち、特定健診対象者(40歳以上~74歳以下)の予防・健康づくりを推進するため、健診の受診率向上に向けた取組を進めてきたところですが、直近のデータである令和5年度の受診率は30.6%となっており、これは全国最下位の数値で、全国平均の38.2%と比べても大きな開きがあります。
特定健康診査の受診率が低い原因については様々なものが考えられますが、生活習慣病を治療中の特定健診対象者の中には、医療機関に通院中であることを理由に、特定健診を受けない方もいらっしゃると考えられます。
データ受領事業
本事業に参加している市町村と医療機関は、国保連合会を介して、診療データや費用を受け渡ししています。

事業の流れ
通知に必要事項を記載の上、次回通院時にかかりつけの医療機関へそのハガキを持って行っていただくことで、医療機関は検査結果などの必要な情報を、国保連合会を経由して市町村へ伝えます。足りない検査項目がある場合は、追加で検査をすることがあります。
このような方法で検査結果を集めることにより、特定健診を受けたとみなし、北海道の特定健診受診率の向上につなげる取組です。(図2参照)また、データ受領の結果から、生活習慣の改善が必要と判定された対象者には、市町村から保健指導が実施されます。

事業参加市町村
現在、以下の46市町村が本事業に参加しています。(令和7年9月22日現在)(図3参照)
国保連合会を介さず市町村独自で実施している場合もあります。詳細は、お住まいの市町村国保担当課あてお問い合わせください。

ー こくほ随想 ー
普通調整交付金の見直しPDF(767.24 KB)

地域医療の確保に関する要請
(9月1日・2日)
自治体病院等に対する財政支援の充実への対応を要請
本道は22の都府県に相当する広大な面積に人口が散在し、積雪寒冷な気候条件など厳しい医療環境に置かれており、どの地域においても住民が安心して暮らしていくためには、持続可能な医療提供体制の整備が急務となっている。
しかしながら、本道の地域医療を取り巻く環境は著しく悪化しており、医師・看護師など医療従事者の不足・偏在は依然として解消されておらず、また、近年の物価高騰などが医療機関の従前より厳しい経営を一層圧迫するなど、地域医療崩壊の懸念が現実のものとなりかねない危機的状況となっている。
このような状況を鑑み、地域医療の確保に向けた対策が講じられるよう要請を行った。
また、医師の養成・確保対策、医師の偏在対策、看護師などの確保対策についても要請し、地域の医療提供体制の維持・確保に向けた医師不足地域への国の支援策に本道の実情が確実に反映されるよう要望した。


令和7年度データヘルス推進研修会(保健事業支援・評価委員会研修会)
(9月5日Web開催)
データヘルス計画1年目の振り返り
はじめに、帝京大学大学院公衆衛生学研究科教授の福田吉治氏が、「第3期データヘルス計画1年目を振り返る~個別保健事業の評価と見直しで事業の最適化を目指す~」と題して、データヘルス計画の概要や個別保健事業推進のポイントと評価の重要性などについて今後の実践に役立つ視点で講義を行った。
福田氏は、データヘルス計画の概要では、制度的背景やスケジュール(6W2H)の観点から、関係部局や医師会等との連携体制を整理することが求められ、特に新任の担当者は計画や制度、健康課題や目的、評価指標を早期に理解する必要性を強調した。特定健診・特定保健指導は引き続き中心的事業であり、令和6年度の制度改正を踏まえた効率的な実施が求められ、個別保健事業についても、年度ごとに実施状況を整理し、評価・見直しを行うことが重要とした。
データヘルス計画の推進に当たっては、PDCAサイクルを優先課題決定の「大きなPDCAサイクル」と、個別保健事業ごとの「小さなPDCAサイクル」に分けて考えることが有効とし、大きなサイクルは3~6年単位で中間・最終評価時に見直し、小さなサイクルは年度ごとに評価・改善を積み重ねることで大きなPDCAサイクルにつながると話した。
特定健康診査・特定保健指導の推進ポイントでは、受診券送付から結果説明までの流れを徹底し、マーケティングの「4P」(Product・Price・Place・Promotion)の視点で受診率向上対策を見直すことを推奨した。令和6年度からプロセス評価とアウトカム評価の新たな評価制度が導入され、市町村ごとの支援パターンの工夫が成果に直結する仕組みとなっていると述べた。
評価には、ロジックモデルやKPIの活用が推奨され、目的値の設定には「SMART」の原則が参考になるとし、評価指標や目標値は中間評価時に見直し可能であり、実現の可能性や根拠を確認しつつ、総合的に事業を評価する姿勢が求められると説明した。
さらに、行動経済学の「ナッジ」を活用した受診促進の工夫も紹介された。デフォルト設定や選択肢の簡素化、環境デザイン、直感に訴える情報シグナルなどを通じて、強制ではなく自然に望ましい行動を促す仕組みづくりが効果的であり、特に健康無関心層へのアプローチに有効であるとした。
講義の終盤には、行動経済学やナッジ理論を活用した健康無関心層へのアプローチや、北海道独自の評価様式の活用も紹介された。計画の理解・実施・評価・見直しを繰り返し、現場の工夫と連携を重ねることが、今後の保健事業推進の鍵であるとまとめられた。
つづいて、恵庭市保健福祉部介護福祉課 保健師の大関優作氏が「恵庭市における健康課題解決に向けた住民意識の醸成と庁内外連携の取組~健康課題をまち全体で共有して効果的に事業を展開する~」と題して、実践報告を行った。

令和7年度国民健康保険料(税)適正算定マニュアル説明会
(9月18~19日開催)
パソコンで保険料(税)率を試算
冒頭、本会の辻事業推進課長補佐から「保険料(税)適正算定マニュアルの操作方法や出力できる豊富な分析資料を、今後の保険料(税)率の改正等に向けてご活用いただきたい」とあいさつした。
続いて、北海道から示される国保事業費納付金・標準保険料率算定結果を用いて、現行の保険料(税)率との比較・分析の方法を本会の担当者から説明した。この後、実機による操作方法の説明後、サンプルデータを使用した「適正賦課検算プログラム」や「ループ計算プログラム」の機能を操作し、現行の保険料(税)率から標準保険料率に変更した場合に集められる保険料(税)の違いなど、演習問題による研修を実施した。また、検算結果を基に抽出される帳票から保険料(税)の負担が増減する世帯を所得階層別に把握するなど、同マニュアルの分析結果の活用方法についても併せて説明した。

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事業部事業推進課


