北の恵み ふるさと健康料理63
えりも町の特産 昆布
日高昆布は「食べる昆布」ヌルヌル成分でアンチエイジング!
えりも町は、北海道の東南端に位置し、豊かな水産資源と雄大な自然景観に恵まれた漁業と観光の町です。また、「風極の地」と呼ばれる日本屈指の強風地帯でもあります。当町の漁業は、昆布漁業を筆頭にサケ、ハタハタ、カレイ、ウニ、オオズワイガニなど、1年を通して多くの魚介類の水揚げがあります。
当町をはじめとして日高管内で漁獲されている昆布は、そのほとんどが「ミツイシコンブ」という品種で、乾燥・選別を経て「日高昆布」の名で広く流通しています。日高昆布は厚手であっても比較的柔らかく、また煮えやすいことから、佃煮や昆布巻きなどによく用いられるなど、「食べる昆布」として知られています。
なお、当町の昆布の漁獲量は、日高管内の漁獲量(2,414トン)のうち66%(1,589トン)を占めています(※1)。
昆布には、だしのうま味成分を構成するグルタミン酸が豊富に含まれており、料理の風味を豊かにしてくれます。このため、日本食には欠かせない食材の一つと言えます。
また、昆布は、食物繊維とミネラルが豊富で低カロリーな食材であり、健康維持や美容に役立つさまざまな栄養素が含まれています。
昆布のヌルヌル成分であるフコイダン(水溶性食物繊維の一種)には、免疫力の向上、抗酸化作用、抗血栓作用、便秘の予防及び余分なコレステロールの体外への排出といった作用があり、「アンチエイジング食材」と言われる所以とされています。また、ミネラルであるカルシウムや鉄も豊富に含まれることから、骨粗しょう症や貧血の予防にも有効です。
このことからも、だしをとった後の昆布も無駄なく活用し、刻んで佃煮や煮物、炊き込みご飯の具など、残さず食べることをお勧めします。
今回は、昆布料理を2品ご紹介します。塩麹を使うことで、昆布や鶏肉がとても柔らかく食べやすくなっています。どちらも簡単に出来ますので昆布を使ってぜひ作ってみてください。
※1 令和2年版(2020)日高の水産より
(文・レシピ:えりも町役場保健福祉課 管理栄養士 柳 千夏)
きざみ昆布の五目炒め煮
| ◆材料(4人分) 昆布(きざみ昆布も可) ニンジン ゴボウ 生シイタケ ピーマン 豚バラ肉 水 しょうゆ 砂糖 めんつゆ みりん 酒 ごま油 |
12g 30g 40g 40g 1/2個(15g) 70g 120ml 大さじ2.5杯 大さじ2.5杯 大さじ1.5杯 大さじ2.5杯 大さじ1杯 大さじ1杯 |
◆栄養成分(1人分)
エネルギー82kcal、たんぱく質10.1g、脂質5.2g、カルシウム49.0㎎、鉄0.6㎎、食物繊維2.4g、食塩相当量0.9g
エネルギー82kcal、たんぱく質10.1g、脂質5.2g、カルシウム49.0㎎、鉄0.6㎎、食物繊維2.4g、食塩相当量0.9g
◆作り方
① 昆布は水で戻し、千切りにする。きざみ昆布の場合は水で3分ほど戻し、ざるにあげて水気を切る。
② 食材は全て細く切っておく。
③ 鍋に水を入れ昆布、人参、ごぼうを入れる。
④ ③が柔らかくなったら、次に生しいたけ・豚バラ肉・ピーマンを入れる。
⑤ 調味料を入れて、弱火で煮汁が少なくなるまで炒め煮にする。
⑥ 最後にごま油をかけて混ぜれば完成。
① 昆布は水で戻し、千切りにする。きざみ昆布の場合は水で3分ほど戻し、ざるにあげて水気を切る。
② 食材は全て細く切っておく。
③ 鍋に水を入れ昆布、人参、ごぼうを入れる。

④ ③が柔らかくなったら、次に生しいたけ・豚バラ肉・ピーマンを入れる。
⑤ 調味料を入れて、弱火で煮汁が少なくなるまで炒め煮にする。
⑥ 最後にごま油をかけて混ぜれば完成。
昆布と鶏肉の煮込み 〜塩麹風〜

| ◆材料(4人分) 昆布(きざみ昆布も可) ニンジン 鶏もも肉 水 塩麹(市販) 白だし(市販) 砂糖 |
12g 60g 2枚(300g) 1200ml 200g 大さじ4杯 大さじ1 |
◆栄養成分(1人分)
エネルギー116kcal、たんぱく質14.6g、脂質3.8g、カルシウム65.0㎎、鉄0.2㎎、食物繊維1.3g、食塩相当量0.7g
① 昆布は水で戻し、千切りにする。きざみ昆布の場合は水で3分ほど戻し、ざるにあげて水気を切る。
② 鶏肉はめん棒などでたたいて平らにしておく(4本分)。
➂ 人参は1cm角に細長く切っておく(4本分)。
④ 鶏肉の上に昆布・人参を入れて海苔巻きのように巻いていく。
中身が出ないようにつまようじで3ヶ所とめておく。
⑤ 鍋に水を入れ塩麹と白だしを入れる。煮立ってきたら鶏肉を入れる。
⑥ 煮込む途中で何度か裏返して、まんべんなく味が肉に染み込むようにする。
⑦ 弱火で20分煮込み冷ましておく。(冷ますことで肉が固まり包丁で切りやすくなる)
⑧ つまようじをはずして肉を切っていく。切った断面がきれいに見えやすいように盛りつける。
煮汁はとろみがついているので、食べる直前にソースとして肉にかけて完成。
② 鶏肉はめん棒などでたたいて平らにしておく(4本分)。
➂ 人参は1cm角に細長く切っておく(4本分)。
④ 鶏肉の上に昆布・人参を入れて海苔巻きのように巻いていく。
中身が出ないようにつまようじで3ヶ所とめておく。
⑤ 鍋に水を入れ塩麹と白だしを入れる。煮立ってきたら鶏肉を入れる。
⑥ 煮込む途中で何度か裏返して、まんべんなく味が肉に染み込むようにする。
⑦ 弱火で20分煮込み冷ましておく。(冷ますことで肉が固まり包丁で切りやすくなる)
⑧ つまようじをはずして肉を切っていく。切った断面がきれいに見えやすいように盛りつける。
煮汁はとろみがついているので、食べる直前にソースとして肉にかけて完成。

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