新春随想

明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、希望に満ちた新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
石狩市は、総面積722.33㎡、東西に28.88㎞、南北67.04㎞に広がっています。札幌市の北側に隣接し、西側一帯は石狩湾に接しており、豊かな自然環境と生活に便利な都市機能が備わっています。まちの原動力である「石狩湾新港地域」は、物流やエネルギーなど多様な企業が集まる産業拠点として大きく成長するだけではなく、大型商業施設やホテルといった商業要素が加わり、市内外の人々が行き交う交流の場としても発展してきています。
近年は、AIの普及や通信トラフィックの増加により、データセンターへの需要が急速に拡大しており、本市は、再生可能エネルギー電源の近くにデータセンターといった電力を多く消費する産業を誘致してきました。その取り組みは、国が進めるワットビット連携や地方拠点型データセンターのモデルであり、国の地方創生2.0基本構想においても、地域特性を活かし、再生可能エネルギーを活用しながらGX・DXを推進しているまちとして注目されています。
また、本市は、再生可能エネルギーにおける風力発電の適地と
して注目を集めており、一般海域である石狩市沖については、現在「有望区域」として整理されており、次のステップである「促進区域」指定に向けた取り組みを進めています。
子ども施策では、「こどもまんなかまちづくりの推進」を重要施策の柱として掲げ、子どもの権利が保障され、子どもたちが安心して自分らしく健やかに成長していくための施策を進めています。また、昨年は民間事業者の取組として、NPO法人が医療的ケアを日常的に必要とする児童が宿泊できる短期入所施設や小児科を併設した施設を開所しました。
今後も、子どもが将来にわたり安心して過ごせる社会を目指し、出産・子育ての環境整備、教育・保育環境の充実、子ども・若者の居場所づくりを進めてまいります。
本市の人口は令和7年10月末現在で、56,893人、世帯数は28,792世帯です。このうち国民健康保険の被保険者数は9,514人で、世帯数は6,642世帯、加入率は16.7%となっております。被保険者の高齢化が進むなか、国保事業の安定的な運営のため、医療費の適正化は重要となります。
本市では令和6年2月に第3期データヘルス計画を策定し、高血圧症など生活習慣病の重症化を防ぐため、特定健診・特定保健指導、重症化予防事業、早期受診促進事業等に取り組んでおります。
また、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施を開始し、国保から後期高齢者医療制度への切れ目ない支援体制の整備を進めています。従来の個別訪問に加え、地域の通いの場への積極的な関与(ポピュレーションアプローチ)を通じ、フレイル予防など地域全体で健康を推進する取組を広げています。
本年も市民が安心して自立した生活を続けられるよう、「健康寿命の延伸」に向けた保健事業を着実に進めてまいります。
結びとなりますが、新しい年が皆さまにとって健康で希望に満ちた一年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
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