レオおばさんはレオナルド240
座ったままストレッチ
上半身ストレッチ
福岡永告子 FUKUOKA Etsuko(文) 伊藤優香 ITO Yuka(モデル)
冬の寒さで悪化する肩のこり
冬の朝、空気がひんやりして起きた時、体が少し固まっているように感じませんか。
寒さを感じると私たちの体は熱を逃がさないために、筋肉をぎゅっと縮めて体温を保とうとする反射が働きます。寒いと体を丸めて小さくなるのは、体が寒さから身を守ろうとする自然な反応ですが、この防御反応によって首や背中の筋肉が緊張し、血行が悪くなります。この血流が滞ることで、筋肉に酸素や栄養が届きにくくなり、冷え性や肩こり、腰痛といった不調を引き起こす原因になります。また、肩をすくめた猫背のような姿勢は、肩甲骨の動きを制限し、肩こりの原因となる筋肉の硬直を招きやすいため注意が必要です。デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けることも、筋肉の緊張を助長し、肩こりを悪化させる要因となります。
冬の‟厚着″要注意!
冬物のコートやセーター、ジャケットは重さがあるため、着用時にこの重みが肩にかかります。防寒着の重さで肩が押し下げられると、首の周囲の筋肉が下に伸ばされている状態になります。その結果、筋肉が緊張して肩こりが生じやすくなります。
また、首まわりの防寒対策として、タートルネックやマフラーなどを身につけている人も多いと思います。確かに首元を冷やさないようにするのは防寒対策として正解ですが、首や肩の動きが制限されてしまいます。この状態が長く続くことで、血行不良を招く場合があり、その結果として肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。
冬の‟こり″対策
首、肩、背中周りの筋肉のこりを感じた段階で、ストレッチなどで無理なく体を動かしてみてください。1日数分のストレッチを取り入れるだけでも、筋肉の緊張はやわらぎます。
入浴で体を温める
温かいお風呂に浸かることで、全身の血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。38~40度くらいのぬるめのお湯に10~15分程度浸かるのが効果的です。
また、アロマオイルやバスソルトを使うと、リラックス効果がさらに高まります。
温かい飲み物を飲む
温かい飲み物を飲むことで、体の中から温まり、血行促進効果が期待できます。生姜湯や紅茶、ココアなど、体を温める効果のある飲み物を積極的に摂り入れましょう。白湯もおすすめです。
同じ姿勢を続けない
同じ姿勢での作業を行なうときは、時々休憩を取り、首を回したり、肩を上下に動かしたりして、頸部の筋肉の緊張をやわらげるようにしましょう。
寒い季節ですが重ね着は避けて、動きやすくてゆったりとした服装を心がけてください。
そして、適度な運動・スポーツによって気分転換をはかりつつ体を温め、筋力を強化しましょう。前回ご紹介しました下半身のストレッチと組み合わせて寒い冬をのりきっていきましょう!
座ったままストレッチ〜上半身
- ストレッチの動作は必ず痛みの出ない範囲(痛気持ち良い程度)で行いましょう。
- 伸びている筋肉を意識しましょう。
- 筋肉が伸びているところで10秒〜30秒キープ。呼吸は止めずに行いましょう。





今月のフィットネストーク
お正月過ごし方ランキングTop3
『あけましておめでとうございます。新しい一年が穏やかで充実した日々になりますように!』
興味をひいたお正月にまつわるアンケート「2025年お正月過ごし方ランキング!! 」Top3は、1位:初詣、2位:おせちを食べる、3位:何もしない(寝正月とは違うようですが)。ここ数年、私のお正月三が日は、このランキングどおりです。‶カウントダウンライブ後に初日の出を見に行く″‶スキー場のロッジで新年を迎える″そんな過ごし方がトレンドで、楽しかった頃もありました。今では「何もしない」贅沢を満喫できる自分がいます。「何もしない」つながりですが、オランダ発のストレス解消法「niksen(ニクセン)」はオランダ語で「何もしない」を意味する動詞だそうです。ストレス研究や燃え尽き症候群の改善に取り組むオランダの団体「CSR Centrum」は、ニクセンについて「窓の外をぼーっと眺めたり、ぶらぶらしたり、無意識で音楽を聴いたりするように、目的を持たずに何かをする」ことだと説明しています。また、実践例の一つに「自然と無心になってできる編み物のような反復動作をする」というのがありました。競技の合間に編み物をする英国の飛び込みオリンピック選手(東京五輪で金、パリ五輪で銀メダル)が「編み物から心の平穏を得ている」とインタビューで話しているのを思い出しました。私も目的を持たずに何かをする「何もしない時間」を大切にしようと思いました。
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