新春随想

新年あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、希望に満ちた新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
本町は北海道の東部、十勝の南に位置し、東は太平洋、西は日高山脈に接し、中央部は広大な十勝平野が広がり、農業を中心に漁業、林業を基幹産業として発展してきました。
昭和62年から13回にわたり、環境省の公共用水域水質調査で日本一きれいな河川に選ばれ、平成8年には国土庁から「水の郷100選」に選定された全長64.7キロメートルの清流「歴舟川」が日高山脈よりまちを流れ、海岸には原生花園が広がり、美しい自然に恵まれています。また、40年前から宇宙のまちづくりを推進しており、「北海道スペースポート(HOSPO)」では、JAXAをはじめとして、民間企業や大学等により様々な実験が行われているほか、北海道宇宙サミットなど町内外において航空宇宙に関連した様々な取組みを行っています。また、企業版ふるさと納税等を活用し、北海道スペースポートの整備を進めています。
まちづくりとしては、令和15年度を目標年度とする第6期大樹町総合計画を令和6年度に策定し、人とひと・人と自然・人と宇宙の「つながり」を大切にし、町内外の人を問わず、「誰にでも居場所のあるまち」をつくりあげていくことを目指し、事業を行っております。
本町は人口約 5,200 人で高齢化率は令和2年の国勢調査で36.6%となっており、同規模の市町村よりは低く、道や国よりは高い状況です。
R7年11月末における国保加入率は21 .3%で、加入率及び被保険者数は年々減少傾向で年齢構成については 65~74歳の前期高齢者が 38.9%を占めています。
本町の医療費は、国保加入者が減少しているにも関わらず総医療費は微増で推移しており、一人あたりの医療費も伸びています。一人あたり医療費の地域差は、入院が主要因であり、入院を抑制し重症化を防ぐには、予防可能な生活習慣病の重症化予防が重要です。
本町においては、生涯を通じた健康づくりの取組として、生活習慣病重症化により医療費や介護費、社会保障費の増大に繋がっている実態や食生活、生活リズムなどの生活背景との関連について、各種団体や行政区単位で出前講座を毎年行い、広く町民へ周知を行いました。
また、町の健康課題であるメタボリックシンドロームによる体の影響に関する資料を集団健診会場で説明、配布しました。
令和6年度には、第3期データヘルス計画を策定し、国保データベースを活用して特定健康診査の結果やレセプト、介護保険等のデータ分析を行い、優先的に取り組むべき健康課題を抽出した上で、生活習慣病の発症及び重症化予防に取り組んでおります。また、国保加入者の健康保持増進を図ることで、健康寿命の延伸、ひいては医療費適正化に取り組んでおります。
結びとなりますが、新しい年が皆さまにとって健康で笑顔あふれる幸せに満ちた1年となりますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。


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