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令和6年度国民健康保険のレセプト点検調査結果について(その2)

北海道保健福祉部健康安全局国保医療課

 先月号では、レセプト点検調査結果のうち、過誤調整や再審査請求の状況などについて紹介しましたが、今月号では、財政効果やレセプト点検事項別実施状況(令和6年度診療報酬明細書点検調査実施状況報告書様式2-1)などについて紹介します。

第5 財政効果等の状況(表5)

 令和6年度の市町村保険者におけるレセプト点検調査による被保険者1人当たりの財政効果額は2,609円で、前年度と比較すると74円増加しました。
 その内訳は、過誤調整分が前年度より4円減の2,108円、返納金等調定分が前年度より78円増の501円となっています。
 過誤調整分のうち内容点検による被保険者1人当たり財政効果額は689円で、前年度より23円増加しました。
 診療報酬の保険者負担総額に対する財政効果の割合は0.68%と、前年度より0.01ポイント上昇しました。

第6 レセプト点検事項別実施状況(表6)
 
資格点検など8つの点検事項について、それぞれ対象レセプトに対する点検割合が50%以上の保険者の数を表しているのが表6です。
 そのうち、「資格点検」から「給付発生原因」・「給付制限該当」・「調剤報酬との突合」・「点数表との照合」・「手書きレセプト検算」・「縦覧点検」・「介護情報との突合」の8つの点検事項すべてにおいて157保険者で前年同様全保険者が100%以上を達成しました。

第7 レセプト点検の事務処理体制(内容点検)の状況(表7)
 内容点検を担当する職員は北海道全体では154人で、その内訳は正職員が106人、嘱託職員等が48人となっています。配置状況は正職員のうち専任は5人、兼任が101人、嘱託職員等のうち、経験者が35人、その他が13人となっています。
 点検を国保連合会に全部委託している保険者は150保険者、併用委託が20保険者で、合わせると前年度より5保険者増加しました。その他、国保連合会以外の保険者は9保険者となりました。

第8 保険者別状況(表8)

 保険者別のレセプト点検による被保険者1人当たりの財政効果額は、表8のとおりです。
 前年度と比較すると、財政効果額が上昇した保険者は84保険者、内容点検による財政効果額が上昇した保険者は86保険者となっております。

おわりに

 令和6年度のレセプト点検調査の1人当たりの財政効果額については、前年度を上回る結果となりました。レセプトの点検調査事務は、保険給付の基本的事務ですので、各保険者においては「レセプト点検調査実施計画」を策定し、目標を立てて実施していくとともに点検調査事務のための体制整備等を図り、計画的に実施する必要があります。
 北海道の国民健康保険の医療費は、他都府県より比較的高く、医療費が増加することにより保険財政に大きな影響を及ぼしていることから、北海道としましては、平成31年度から北海道全体でのレセプト点検水準の底上げと平準化を進め、財政運営の責任主体として保険給付の適正化を図るとともに、保険者の事務負担を軽減する観点から、レセプト二次点検(全部委託・併用委託)を国保連合会に委託しているところです。各保険者においても、レセプト点検の取組を引き続き実施していただくとともに、医療費適正化に努めていただくようお願いします。

お問い合わせ

事業部事業推進課

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