涼風清談

清水町の歴史は、明治31年(1898年)に、近代日本経済の父と呼ばれた実業家渋沢栄一翁によって設立された十勝開墾合資会社が熊牛農場を開設したことに始まります。
本町は十勝平野の西部に位置し、「国道38号」と「国道274号」の2本の国道が交差しており、さらには道東自動車道のインターチェンジを有する、まさに道東の玄関口とも呼べる町であり、わが町の町民憲章にもうたわれているとおり「日高の山なみが連なり、十勝川の流れがよく野をうるおすところ、酪農と農産工業の町」十勝の清水町であります。
本町の人口は、令和8年5月末現在8,507人、4,618世帯で、このうち国民健康保険加入者は2,107人、1,241世帯、加入率は24.77パーセントとなっております。
65歳以上の加入者は822人で加入者全体の39.01パーセントを占めており、高齢化に加え医療の高度化等により一人当たりの医療費は増加傾向にあり、国民健康保険制度を安定的に運営していくことが、これまで以上に重要な課題となっております。
この制度を将来にわたり維持していくためには、一人ひとりが健康づくりに取り組み、病気の予防や重症化の防止に努めることが大切であり、本町においても、被保険者の健康課題を的確に捉え、課題に応じた保健事業を実施することにより、健康の保持増進、生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)の維持及び向上を図り、結果として医療費の適正化にも資することを目的とし、保健事業の実施、評価、改善等に取り組み、特定健診や各種がん検診、健康相談などを実施し、町民の皆さまの健康づくりを支援しています。
特に生活習慣病は自覚症状が少ないまま進行することが多く、早期発見・早期治療が何より重要であるため、一人でも多くの方に健診を積極的に受診していただき、ご自身の健康状態を確認する機会としていただきたいと考えております。
また、地域医療を守ることも私たちの大切な責務であり、医療機関や医療従事者の皆さまのご尽力によって、私たちは安心して生活することができております。
必要な方が必要な医療を受けられる環境を維持していくためにも、国民健康保険制度は地域で暮らす人々がお互いを支え合う「共助」の大切な仕組みであり、これからも北海道や関係機関と連携しながら、持続可能な国民健康保険制度の運営に努めてまいります。
これからのまちづくりは、町の強みを活かして課題を克服することが必要であり、今後も急速に進行していく人口減少を正面から受けとめつつ、持続的で質の高いサービスを提供し、幸福感を増やしていくことが重要です。そしてさらにお互いの支え合いにより、モノの充足だけではなく、心の豊かさを形成することが大切となります。
第6期総合計画で掲げたまちの将来像は「まちに気づく まちを築く とかち清水~想いをミライに繋ぐまち~」です。ここには、豊かな自然と、先人により培われた歴史や地域性豊かな資源を尊重し、郷土愛を醸成するとともに、人との絆や心のつながりがあふれる地域コミュニティで住み続けたいと思えるまちを築いていくという想いがこめられています。
町民一人ひとりがまちづくりを自分ごと化し、「自分ができること」、「地域ができること」、「行政の役割」の相互補完による協働のまちづくりを着実に前に進め、新たな舞台を切り開き、町民の皆さまが健康で安心して暮らし続けられるまちづくりを全力で取り組んでまいりたいと考えております。

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