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レオおばさんはレオナルド247

福岡永告子 FUKUOKA Etsuko(文) 伊藤優香 ITO Yuka(モデル)  

夏は体が疲れやすい季節です

 暑い季節は、冷房による冷えや水分不足、屋内外の気温差などが重なり、体がだるくなったり、疲れが抜けにくくなったりしがちです。特に高齢の方は、気づかないうちに体調を崩すこともあるため、日ごろから軽い運動で血流を促し、体を整えることが大切です。そんなときにおすすめなのが、無理なく続けられる「椅子体操」です。椅子に座ったまま行えるため、立ち上がりが不安な方でも安全に取り組め、年齢を問わず習慣にしやすい運動です。

上半身をほぐして呼吸を深く

 体操の始まりは、ゆっくりとした深呼吸から。胸を開き、空気をたっぷり吸い込むことで気持ちが落ち着き、体が動きやすくなります。続いて肩まわしや腕の前のばしを行うと、肩や背中のこりがほぐれ、上半身の血流がよくなります。体側伸ばしや体幹ひねりは、姿勢を整え、呼吸を深くする効果があり、夏の疲れやすい体にやさしく働きかけます。

下半身の筋力維持にも効果的

 足上げ(太もも・股関節)やかかと上げ(座位)は、下半身の筋力維持に役立ちます。歩行の安定にもつながるため、転倒予防の観点からもおすすめです。さらに、開脚前傾では内ももやお尻、腰まわりの柔軟性が高まり、疲れにくい体づくりをサポートします。どの動きも短時間ででき、血流を促して冷えやだるさを防ぐ効果があります。

安全に続けるためのポイント

 体操は、朝や夕方の涼しい時間帯に行うとより効果的です。こまめな水分補給を忘れず、痛みを感じるほど無理をしないことが大切です。動きはゆっくり、呼吸を止めないよう意識しながら行いましょう。短い時間でも毎日続けることで、体の軽さや動きやすさを実感しやすくなります。

無理なく、心地よく続けましょう

 無理せず、心地よい範囲で続けることが、夏の健康づくりの第一歩です。 
 ちょこっと体操で、夏の疲れをためない。 この夏も、軽い動きで元気な毎日を過ごしましょう。

椅子を使ったやさしい体操


https://youtu.be/CObGHpEenBM


https://k2-wellness.net/
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今月のフィットネストーク 
高齢者が住み慣れた町を離れるとき

 その胸の内にはどれほど多くの思いが去来するのでしょう。 誰だって、顔なじみの人たちと挨拶を交わし、同じ景色を見ながら、できることならずっと暮らしていたい。 だからこそ、「いつまでこの場所で暮らしていけるだろう」とふと考えた瞬間、人は健康の大切さに改めて気づきます。「自分の脚で歩かなければ」「元気でいなければ」ー そう思って運動教室に参加してくださる方が、夕張にはたくさんいます。
 23年前、62歳で出会ったMさんは、今年85歳。 5月の体力測定では握力も立ち上がりも歩行能力もすべて目標以上。 しかも昨年よりさらに向上していて、ご本人も本当に嬉しそうでした。 7月の教室にも暑さに負けず参加され、いつものように楽しそうに体を動かしていました。
 ところがその日の教室が終わったあと、保健師さんから「今日が最後。お子さんのいるところへ転出されます」と聞かされました。 ステージから見ていたとき、Mさんはずっと私の方を見ていました。
 でも何も言わず、静かに帰られてしまったのです。
 教室の最後の3分間、54名がノリノリで踊る中、Mさんだけが椅子に座ったまま微動だにしませんでした。 どうしたのだろう、と胸がざわつきましたが、周囲の賑わいに紛れて声をかけることもできず、気づけば姿はありませんでした。
 あのときのMさんは、ステージの光の中でぽつんと浮かび上がるように見えました。 その静けさは、今も私の心の奥で灯り続けています。 住み慣れた町を離れるとき、人はどんな思いを抱くのか。 その答えは、あの3分間の沈黙の中にあったのかもしれません

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