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涼風清談

 美唄市は、札幌市と旭川市の中間に位置し、かつては三菱鉱業や三井鉱山の大規模炭鉱により、道内有数の「石炭のまち」として栄え、最盛期には9万人を超える人口を擁していましたが、エネルギー政策の転換による閉山を経て、現在は、広大な農地を生かし、道内有数の生産量を誇る水稲を中心に、小麦、大豆、アスパラガス、たまねぎ、ハスカップなど、四季の移り変わりに応じた多種多様な農作物の生産を行う農業を基幹産業とするまちとして発展しております。
 市内には、自然や文化、歴史のスポットも点在しており、市の西部には、国の天然記念物であるマガンをはじめとする渡り鳥の重要な中継地として知られ、ラムサール条約登録湿地にも登録されている「宮島沼」があるほか、東部には、約7万平方メートルの敷地を有し、緩やかな丘や緑豊かな広場に、美しい彫刻が並ぶ「安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄」があり、四季を通じて、道内外や海外からも多くの人々が訪れています。
 イベントも数多くあり、春の「びばいさくらまつり」、夏の「びばい歌舞裸(かぶら)まつり」、冬の「びばい雪んこまつり」と、年間を通じて来場者が楽しめる、おまつりを開催しております。
 また、食においても、開拓時代から伝わる郷土料理である「美唄とりめし」や、日本7大焼き鳥の1つに数えられる「美唄焼き鳥」は、市民はもとより道内外からのファンも多く、美唄市の魅力の一つとなっております。
 こうした中、道内の多くのまちが抱える人口減少と少子高齢化の問題については、美唄市においても、加速的に進行しており、地域経済の縮小、コミュニティ機能の低下、社会保障制度の負担増など、市政のあらゆる分野に深刻な影響を及ぼすことが見込まれております。私たちは現在、「第7期美唄市総合計画」の将来像である「ともに支え合い 分かち合う 田園文化創造都市 びばい」の実現に向け、5つの挑戦を掲げ、これらの課題に立ち向かうとともに、変化の激しい時代に対応できるよう、柔軟な発想でまちづくりを進めております。
 国保事業においても被保険者数の減少、高齢化に伴う医療費の上昇は、喫緊の課題であり、事業の厳しい運営が続くことが予想されておりますが、「美唄市国民健康保険事業計画」や、令和6年3月に策定した「美唄市国民健康保険データヘルス計画(第Ⅲ期)及び第Ⅳ期特定健康診査等実施計画」に基づき、資格管理や保険給付、保健事業など、地域に寄り添い、きめ細やかな事業に取り組んでおります。
 特に今年度は、保健事業において、生活協同組合コープさっぽろ様の協力による検診車を活用した健康診査をはじめるほか、本市の自治体病院とも連携し、院内のデジタルサイネージでの特定健診の周知や窓口での受診勧奨を行い、受診機会の充実と健康意識の向上に努めることとしております。
 また、高齢化が進む中、誰もが元気に活躍し続けるために、若い頃からの健康づくりや生活習慣病重症化予防・フレイル予防を地域に拡げ、健康寿命を延伸できるよう、関係部署が一体となり、保健事業や介護予防事業を推進しております。
 第7期美唄市総合計画の基本構想において、本市が目指す都市像及びその実現に向けた挑戦の1つである「ともに支え合い、安心して暮らせるまちづくり」のためには、国保事業の安定と充実は不可欠であり、今後も、市民の方が心身ともに健康な状態を維持し、生涯元気に過ごせるような地域づくりに取り組んでまいります。

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事業部事業推進課

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