レオおばさんはレオナルド246
「誰でも安全に、確実に効かせられる!」
握力低下予防体操
福岡永告子 FUKUOKA Etsuko(文) 伊藤優香 ITO Yuka(モデル)
今回の握力体操の特徴
1 ねらった筋肉に確実に効かせられる
前腕の屈筋群、手根部、指の巧緻性に関わる筋肉など、握力に直結する部位を重点的に鍛えられるプログラムです。 グーパー、タオル握り、手首回し、前腕ひねり、指タップといった動作を組み合わせることで、「どこに力を入れればよいか」が自然と分かり、効かせたい筋肉を確実にトレーニングできます。
2 負荷が強すぎず、毎日でも続けやすい
1日のメニューは「10回」「3周」「5秒」「10秒」など、短時間で終わるように構成されています。 筋トレが苦手な人でも「これならできる」と思える量なので、継続しやすいプログラムといえます。 夏は外出が増え、手を使う機会も多くなるため、日々の生活に取り入れやすい内容です。
3 日常生活の自立度に直結する筋肉が鍛えられる
今回の種目はすべて、「普段使われにくく弱りやすい筋肉」をターゲットにしています。
・グーパー → 手指の血流改善・準備運動
・タオル握り → 握力の基礎となる前腕屈筋群の強化
・手首回し → 可動域が広がり、握力発揮が安定
・前腕ひねり → 瓶のフタ開けなどの生活動作が楽に
・指タップ → 巧緻性アップ・脳の活性化
目的に対して“必要な筋肉だけ”を効率よく鍛えられます。
4 ケガのリスクが低い
動きが小さく、関節に負担がかかりにくい点が大きな特徴です。 特に手首や肘に不安がある人でも安心して取り組めます。 タオルがない場合は「空握り」で代用できるため、環境を選ばず実施できます。握力体操は、「正しく効かせたい」「安全に続けたい」「生活動作を安定させたい」という人にとって、非常に理にかなったトレーニングだと思います。
目的別・握力体操
1 日常生活の安定(食事・家事・買い物)
・おすすめ頻度:週3〜4回手指の力が安定すると、生活の多くの場面が楽になります。
・効果が高い運動
• グーパー → 血流改善で動きが軽くなる
• タオル握り → 握る力の基礎を強化
• 手首回し → 動作の安定性が向上
2 フレイル予防(筋力低下の防止)
・おすすめ頻度:週4〜5回(短時間でOK)前腕の筋力は、全身の活動量にも影響します。
・効果が高い運動
• タオル握り → 前腕の筋力を安全に強化
• 前腕ひねり → 生活動作の負担軽減
• 指タップ → 巧緻性維持で転倒予防にも寄与
3 巧緻性アップ(細かい動作の安定)
・おすすめ頻度:週3回+軽い日常ケア細かな動作が安定すると、家事や書字などが楽になります。
・効果が高い運動
• 指タップ → 脳活性化+細かい動作の維持
• グーパー → 手指の柔軟性アップ
• 手首回し → 動きの滑らかさが向上
7月は、外出しやすく活動量が増える季節です。 冬の間に落ちやすい手指の筋力を、この時期にしっかり整えておくことで、秋以降の体調管理にもつながります。
負荷が強すぎない分、コツコツ積み重ねるほど体が変わるタイプの運動です。
無理なく続けていきましょう。
目的別・握力体操



今月のフィットネストーク
続けることがくれるもの
7月になると、1年の折り返しを迎えます。
「今年こそ運動を始めよう」と思っていたことを、ふと思い出す方もいるかもしれません。
私は金曜日の午前に、ストレッチやエアロビクス、ダンス、アクアビクスのレッスンを担当しています。同じ曜日、同じ時間に続けてきたその時間は、気がつけば27年になりました。
「27年も続けているんですね」と驚かれることがあります。でも、一番驚いているのは私自身です。続けてこられたのは、決して一人ではなかったからです。
毎週「おはよう」と笑顔で来てくださる皆さんがいます。少し疲れた表情の日もあれば、「孫が生まれたの」「旅行に行ってきたよ」とうれしい報告をしてくださる日もあります。
季節が巡り、年月を重ねる中で、人生の節目を一緒に喜び、時には励まし合ってきました。
80歳代の方が「今日もここへ来られた」「最後まで動けた」と笑顔を向けてくださいます。
健康づくりは、特別なことをすることではありません。速く走ることでも、誰かと比べることでもありません。
自分のペースで、無理なく続けること。その積み重ねが、体だけでなく心の元気にもつながっていきます。
レッスンが終わると、「今日も楽しかったね」「また来週ね」という声が聞こえます。 その何気ない一言が、次の一週間を過ごす力になります。
続けることは、派手ではありません。でも、その小さな積み重ねが、人生をゆっくりと豊かにしてくれる―27年間の金曜日が、そう教えてくれました。
自分に合った小さな一歩を大切にしながら、皆さんと一緒に暑い夏を乗り切っていけたらと思います。
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事業部事業推進課



