Q&A
Q1 オンライン請求のセキュリティは、どのような対策を講じていますか?
A1
オンライン請求は、国において電子通信回線及び「レセプトのオンライン請求に係るセキュリティに関するガイドライン」が定められていますので、これに基づき対策を講じています。具体的には、通信回線は、閉域IP網を利用したIP-VPN接続又はISDN回線を利用したダイヤルアップ接続及びIPsecとIKEを組み合わせたインターネット接続を使用し、電子証明書による相手認証、データの暗号化及び厳格なユーザ管理を行い、データの滅失・漏洩及び改ざん防止を図るとともに、ウイルス対策に万全な措置を講じ安全性を確保しています。
Q2 オンライン請求を行う際、受付の際の受領書はどのように受け取ることができますか?
A2
受領書は、レセプト送信が完了し請求確定を行うと、オンライン請求システムから「オンライン受領書」を印刷できるようになります。又、CSV形式によるダウンロードも可能となります。Q3 受付・事務点検ASPの結果は、すぐに照会可能でしょうか?
また、10日の夜間にオンライン請求を行った場合、締め切りに間に合うでしょうか?
A3
受付・事務点検ASPの結果は、混雑時でも翌日正午までには保険医療機関・保険薬局へ返せる仕組みとしています。保険医療機関・保険薬局によるオンライン請求は請求省令に基づき10日までですが、受付・事務点検ASPの結果確認後の訂正可能な期間は、12日までとしています。Q4 受付・事務点検ASPでエラーとなる事例はどのようなもの?
A4
受付・事務点検ASP機能によりエラーとなるレセプトは、記録誤り等により受付できない可能性があるものや、返戻対象となる可能性があるものが該当します。※主な事例
保険者番号、被保険者証の記号番号、患者情報、傷病名コード、診療内容の点数・回数の記録誤り又は記録もれ等
Q5 返戻レセプトはオンラインで取得できるのか?
A5
返戻レセプトは、紙レセプトとして返戻しておりますが、オンライン請求システムでCSV形式のダウンロードが可能です。また、保険者からの再審査請求に係る返戻レセプトについても、CSV形式のダウンロードが可能となっております。Q6 オンライン請求前に確認試験を実施できるのか?
A6
オンラインでの確認試験は、『電子情報処理組織の使用による費用の請求に関する届出PDF(293.83 KB)』の備考欄「確認試験を実施する」に○を付けて提出することで、実施することは可能となります。なお、確認試験の期間は、毎月15日から25日までとなっております。
Q7 「受付不能」と「要確認」の違いは何ですか?
A7
「受付不能」とは、ファイル全体に影響するエラー又はレセプト単位でレセプトとして読み込むことができないエラーです。そのため、オンライン請求システムで受付することはできません。当該エラーデータは、訂正後、再送信する必要があります。「要確認」とは、オンライン請求システム上、受付はされていますが、事務的な事由でエラーとなったデータです。当該データは、訂正しなくても請求確定が可能ですが、内容により返戻となる場合があります。